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テーマ研究2

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科目名 テーマ研究2
教員名 鈴木 晴彦
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 名筆から書の面白さを学び、そして書学を考える
授業のねらい・到達目標 古今東西、文字の成立しないところに、文化・芸術の発達をみることはない。では、独自に文字の成立をみない日本は、どのような状況にあったのか。いうまでもなく、日本は漢字に依存しながらも、新たに仮名文字を創りだし、多種多様で高度な文化・芸術を築きあげてきた。では、漢字仮名交りでつづられる日本語表記は、一体いつごろから行われ始めたのか。この授業では、漢字とともに仮名がつづられ始めたころの名筆を取りあげ、その名筆の書としての文化・芸術的な面白さを学びつつ、書学とは何かについて考えたい。
授業の方法 まずは平安末期までの名筆作品を鑑賞しつつ、大学での基礎的な書学研究の方法論について、できるだけ具体的にわかりやすく説明する。そのうえで、各自が興味のあるテーマを見つけ出し、そのテーマにしたがってレポートを作成し、発表するスタイルで授業を進める。ただし、テーマが提出された後、グループ発表になる場合もある。また、美術館や博物館などでテーマに関係する企画展が行われている場合、必要に応じて実地の見学に行くこともある。
履修条件 クラス指定がある。
授業計画
1 ガイダンス(書学とは何か)
2 書学を研究するには、何が必要か
3 名筆鑑賞とその解説1
4 名筆鑑賞とその解説2
5 名筆鑑賞とその解説3
6 名筆鑑賞とその解説4
7 テーマの選定と分担の決定
8 発表とディスカッション1
9 発表とディスカッション2
10 発表とディスカッション3
11 発表とディスカッション4
12 発表とディスカッション5
13 発表とディスカッション6
14 発表とディスカッション7
15 発表とディスカッション8
その他
教科書 全国大学書道学会 『書の古典と理論』 光村図書 2013年 第3版
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、授業参画度(30%)、発表成果点(50%)
オフィスアワー 水・木・金の出講日に研究室にて随時。

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