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科目名 | 特殊研究ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 土井 光祐 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 日本語史的視点で古典資料を分析する |
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授業のねらい・到達目標 | [授業のねらい] 〇特定の文献を日本語史の観点から具体的に考察することを糸口として、日本語史の基礎知識、研究方法、文献学的な処理の方法を身に付ける。 〇文語規範の原点にある平安時代語が徐々に変質して近代語化する様相を、鎌倉時代成立・書写資料に基づき観察する。 [到達目標] 日本語史に関する任意の問題を独力で調査する力量を身に付ける。 |
授業の方法 | 鎌倉時代の学僧・明恵(みょうえ)の言行録である「却癈忘記(きゃくはいもうき)」鎌倉時代(1235年)写本の影印を題材として、日本語史の観点から考察する。「却癈忘記」は、明恵存命中の発言を弟子が記憶に基づいて文字化したとされるもので、古代語から近代語への過渡期にあたる鎌倉時代の数少ない口語資料として知られている。 担当箇所を割り当てて、文献学的手続きに基づく基礎的な調査を行った上で、表記史、音韻史、文法史、語彙史、文体史の諸点から分析して、発表してもらう。 |
履修条件 | 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 発表と討議1 |
3 | 発表と討議2 |
4 | 発表と討議3 |
5 | 発表と討議4 |
6 | 発表と討議5 |
7 | 発表と討議6 |
8 | 発表と討議7 |
9 | 発表と討議8 |
10 | 発表と討議9 |
11 | 発表と討議10 |
12 | 発表と討議11 |
13 | 発表と討議12 |
14 | 発表と討議13 |
15 | 発表と討議14 |
その他 | |
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教科書 | プリント配布 |
参考書 | 高山寺典籍文書綜合調査団 『明恵上人資料第二 (高山寺資料叢書)』 東京大学出版会 1978年 鎌田茂雄・田中久夫 『鎌倉旧仏教 (日本思想大系)』 岩波書店 1971年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(100%) レポートを課す可能性もあります。 |
オフィスアワー | 授業後10分間、教室にて。 |