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歴史学2

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科目名 歴史学2
旧カリキュラム名 歴史学2
教員名 髙草木 邦人
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ フランス史からみる「権利」と「排除」
授業のねらい・到達目標 本講義は、私たちが普段当たり前のものと考えている様々な「権利」とそれらを獲得するために行われた様々な「排除」を学習していきます。対立する階級、民族、そして国家の中で、人々がどのように権利を獲得したのか。この疑問を考えることにより、本講義は受講生自身が持つ「権利」を改めて考える機会を提供していきます。なお、本講義では主にフランスを中心に取り上げます。
授業の方法 講義形式をとりますが、必要に応じて映像教材なども利用します。また、各回には、リアクション・ペーパーを配布・回収を行いますので、授業を受け身ではなく、能動的に受講するようにしてください。なお、受講者の人数とその理解度に応じて、下記の授業計画を若干訂正することがあります。
履修条件 特になし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 本講義は、古代から近現代史を取り扱う、いわゆる通史ではありません。本講義を履修する際には、高等学校で使用した「世界史A」や「世界史B」の教科書を必ず熟読しておいてください。
授業計画
1 ◆ガイダンス
本講義の進め方や評価の方法について説明します。
2 ◆すべての市民が平等に
旧体制の矛盾について学びます。
3 ◆テロによって目指された民主主義
山岳派の政策につてい学びます。
4 ◆様々な宗教の認め方
フランス革命中の宗教政策について学びます。
5 ◆天秤にかけられた奴隷
奴隷解放について学びます。
6 ◆世界初の男子普通選挙権
1848年の二月革命時につい学びます。
7 ◆独裁でつくられた国
人民投票について学びます。
8 ◆無償義務教育ができるまで
教育政策をめぐる対立について学びます。
9 ◆市民になれない人々
植民地支配について学びます。
10 ◆新しい戦争の出現
総力戦について学びます。
11 ◆侵略者との付き合い方
対独協力について学びます。
12 ◆植民地からの逆襲
民族自決について学びます。
13 ★フランス史からみる権利と排除
近現代フランスにおける権利と排除について学びます。
14 ◆授業内テストと解説
理解度の確認を行います。
15 ◆本講義のまとめ
本講義の総括と補足を行います。
その他
教科書 柴田三千雄 『フランス史10講 (岩波新書)』 岩波書店 2006年
参考書 適宜、授業で紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(30%)
平常点は、授業態度と授業の各回に配布するリアクション・ペーパー等をもとに評価します。
オフィスアワー 授業終了後に受け付けます。

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