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| 科目名 | 古典語・古典学3 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 土屋 睦廣 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 
                  文理学部
                   (他学部生相互履修可)  | 
              
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 古典ラテン語の初級文法 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 古典ラテン語の基本的な文法事項を習得して、ラテン語で書かれた著作を辞書を引きながら独力で読めるようになることを目指します。ラテン語は古代ローマ人の言語ですが、西ローマ帝国滅亡後もキリスト教によって保たれ、中世から近世にかけては、西欧の知識人の間での国際共通語であり、この間のほとんどの文書はラテン語で書かれました。したがって、西欧の文化(哲学・歴史・文学・言語・芸術など)を専門的に研究しようとする者にとって、ラテン語の知識は不可欠です。 | 
| 授業の方法 | 教科書に則して文法の解説と練習をします。余裕があれば、ある程度進んだ時点で平易な文章を講読したいと思います。言語の背景にある古典古代の文化と思想についても、適宜解説して理解を深める機会を提供します。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各課の練習問題(和訳と作文)は宿題とし、次の授業時間に答え合わせをするので、宿題は毎回必ずやってくること。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス、ラテン語の歴史とその重要性、参考書の紹介 | 
| 2 | 発音の規則、音節、アクセント | 
| 3 | 動詞の人称変化(能動相現在) | 
| 4 | 名詞の性と格、第1変化名詞、不規則動詞 | 
| 5 | 第2変化名詞、第1・第2変化形容詞 | 
| 6 | 前置詞、合成動詞、人称代名詞 | 
| 7 | 中間試験、動詞の未完了過去と未来 | 
| 8 | 第3変化名詞、動詞の完了形 | 
| 9 | 第3変化形容詞、指示代名詞 | 
| 10 | 動詞の受動相と受動文 | 
| 11 | 疑問詞、関係代名詞 | 
| 12 | 第4変化名詞、第5変化名詞 | 
| 13 | 授業内試験と解説 | 
| 14 | 課題学習 | 
| 15 | まとめ | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 中山恒夫 『標準ラテン文法』 白水社 1987年 | 
              
| 参考書 | 授業中に紹介します。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(80%) 出席が3分の2に満たない人は評価の対象としません。  | 
              
| オフィスアワー | 授業終了後 | 
| 備考 | 限られた時間で必要な文法事項を習得しようとするのですから、受講者にはそれなりの努力が要求されます。文法の苦手な人には向きません。 |