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科目名 | 比較教育学研究2 | ||||
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教員名 | 羽田 積男 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 「日本の大学における外国大学の影響を比較教育学的に考える」ことを、授業のテーマとする。日本の大学は、ヨーロッパ中世の大学に遅れること約800年、アメリカの大学からは約250年遅れて設立された。従って、日本の大学はこれらの国々のさまざま大学について学びつつ設立されたといってよい。そこで、明治初年からの日本の大学もしくはその前身校及び私立学校の発展を、影響を受けた側から比較検討して、日本は何を学び、どのように大学を創ってきたのか考える。 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業は比較教育学の基礎をを改めて学び直し、その上で参考文献を読みながら、ヨーロッパとアメリカの大学についてもその歴史を適宜に参照しつつ、比較しながら考察をすすめる。比較教育学や国際教育の主たる対象を大学・高等教育にして、その方法論を学ぶことを授業のねらいとする。また、授業を通じて文献を読み込むこと、外国文献を渉猟して参照すること、さらにその概要を報告することなどを到達目標とする。 |
授業の方法 | この授業は、講義法で進めるが、主たる参考文献を読みながら、比較のための内外の文献を合わせて読みながら進めるので、演習的な授業でもある。 |
履修条件 | 特になし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 参考文献の必要個所を熟読してよく理解しておくこと。また授業の進行は、場合によっては順序に変動がある。 |
授業計画 | |
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1 | 授業オリエンテーション(前期の全体的な復習) |
2 | 比較教育学関係学会の紹介と発表等・投稿への案内。 |
3 | 専門学校1 |
4 | 専門学校2 |
5 | 帝国大学の増設 |
6 | 帝国大学の増設 |
7 | 大学令と私立大学1 |
8 | 大学令と私立大学2 |
9 | 戦後の大学とアメリカ1 |
10 | 戦後の大学とアメリカ2 |
11 | 戦後の大学とアメリカ3 |
12 | ユニバーサル・アクセス期の日本の大学1 |
13 | ユニバーサル・アクセス期の日本の大学2 |
14 | 日本の大学 まとめ(1) |
15 | 日本の大学 まとめ(2) |
その他 | |
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参考書 | 天野郁夫 『大学の誕生(上下) (中公新書)』 中央公論社 2009年 第 初版 フレデリック・ルドルフ 阿部美哉・他 訳 『アメリカ大学史 (高等教育シリーズ)』 玉川大学出版部 2003年 第 初版 天野郁夫 『高等教育の時代(上下) (中公叢書)』 中央公論社 2013年 第 初版 参考書は、授業において一覧表にしてそのタイトルなどを配布する。また、必要な個所はコピーにして配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(100%) 学生の授業に対する貢献度、発言度、参画度などを平常点として総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 火曜日6時限 |
備考 | 授業には、電子辞書もしくはスマートフォンを必携のこと。 |