文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 社会学専攻 > 社会病理学講義2
日本大学ロゴ

社会病理学講義2

このページを印刷する

科目名 社会病理学講義2
教員名 中村 英代
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 現代の社会病理を社会学的に考察する
授業のねらい・到達目標 社会病理学の方法、理論、歴史を踏まえながら、現代の社会病理を社会学的に考察する。
本年度は、特に、具体的な社会現象として「依存症」をテーマとして取り上げる。「依存症」の種類、国内外の現状、治療的アプローチ、先行諸研究の検討などを行うことにより、実際の社会病理現象を社会学的に考察・研究する際の手法を学ぶ。
授業の方法 講義形式およびゼミ形式(文献購読・個人報告)
授業計画
1 ガイダンス
2 依存症とは:アルコール・薬物・ギャンブル・ダイエット
3 依存症の歴史①
4 依存症の歴史②
5 依存症をめぐる概念の歴史①:アディクション・嗜壁・中毒
6 依存症をめぐる概念の歴史①:アディクション・嗜壁・中毒
7 介入と支援①:認知行動療法
8 介入と支援②:セルフヘルプグループ
9 認知行動療法とセルフヘルプグループの比較検討
10 依存症をめぐる社会学研究①
11 依存症をめぐる社会学研究②
12 依存症をめぐる社会学研究③
13 依存と社会①:資本主義のエートスと近代社会
14 依存と社会②:資本主義のエートスと近代社会
15 まとめと総括
その他
教科書 グレゴリー・ベイトソン 『精神の生態学(Step to an Ecology of Mind)』 新思索社 2000年 第2版
野口裕二 『アルコホリズムの社会学―アディクションと近代』 日本評論社 1996年
参考書 書籍や論文は、受講者の関心にも即しつつ、講義内で随時紹介します。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 講義中に提示します。

このページのトップ