文化社会学演習１

授業テーマ	現代社会を解読するうえで必要な質的調査研究とは何か。日常生活文化を手掛かりに考える。
授業のねらい・到達目標	現代社会を解読するうえで、必要な質的調査研究のための視座や発想、想像力などを確認し、それらを豊かにすることを目的とする。そのためには、受講生各自の多様な問題関心にもとづく報告を理解し、そのつど有効かつ有益な議論がいかにしたら可能かを考え、積極的に発言することが必須となる。そうした作業が各自できるようになることが本演習のねらいでもあり、到達すべきところでもある。
授業の方法	受講生各自の問題関心や調査結果をもとにした報告を順次重ねていく。受講学生相互の議論が必須となる。

授業計画
1	オリエンテーション。現代社会や文化を解読する意義について
2	受講生各自の報告と議論①
3	受講生各自の報告と議論②
4	受講生各自の報告と議論③
5	受講生各自の報告と議論④
6	受講生各自の報告と議論⑤
7	受講生各自の報告と議論⑥
8	受講生各自の報告と議論⑦
9	受講生各自の報告と議論⑧
10	受講生各自の報告と議論⑨
11	受講生各自の報告と議論⑩
12	受講生各自の報告と議論⑪
13	受講生各自の報告と議論12
14	受講生各自の報告と議論13
15	まとめ：質的調査研究に必要な発想・想像力とは何か

その他
教科書	好井裕明『「あたりまえ」を疑う社会学』光文社 2006年好井裕明『差別原論』平凡社 2007年好井裕明『批判的エスノメソドロジーの語り』新曜社 1999年
参考書	受講生各自の問題関心や報告、さらに議論の流れにあわせて、適宜、必要な文献を紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、授業参画度(20%)、報告の内容(30%)
オフィスアワー	毎週水曜日12時20分～50分。研究室にて。