宗教学特殊講義２

授業テーマ	禅仏教と西洋哲学との比較思想論的考察
授業のねらい・到達目標	前期に引き続き、山口一郎著『文化を生きる身体─ 間文化現象学試論 ─』、さらに玉城康四郎博士による禅仏教や道元に関する論攷を読み解きながら、禅仏教と西洋哲学との比較思想論的検討を試みる。
授業の方法	担当者が用意したプリントを軸として、輪読・講義形式で進める。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	次回の範囲を予習して講義に臨むこと。

授業計画
1	ガイダンス
2	禅仏教とブーバー（1）語りと沈黙の彼方の表現
3	禅仏教とブーバー（2）禅仏教における身体性の問題領域
4	禅の実際（1）「動かない」ということ、脱構築の実践
5	禅の実際（2）座禅の心理─生理学的研究
6	禅仏教での心身の統一（1）最も高度な創造的活動性としての「心身一如」
7	禅仏教での心身の統一（2）心身一如の現象学考察
8	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（1）
9	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（2）
10	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（3）
11	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（4）
12	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（5）
13	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（6）
14	玉城健四郎博士の禅・道元関係論攷を読み解く（7）
15	まとめ

その他
教科書	なし　担当者がプリントを用意します。
成績評価の方法及び基準	平常点(30%)、レポート(70%) 出席・輪読・発言などを踏まえた平常点と講義の内容を踏まえたレポートとによって評価します。
オフィスアワー	講義中に指示します。