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美学課題研究4

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科目名 美学課題研究4
教員名 高橋 陽一郎
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 音楽と演奏の美学
授業のねらい・到達目標 本課題研究の後学期では、(前期が造形藝術論または美学そのものについての研究であったのに対し)音楽を研究対象とする。その前半は、ゲオルギアーデスの『音楽と言語』(「ドイツ語と音楽」以降)を、後半は大指揮者フルトヴェングラーの演奏藝術に関する論文を講読する。前者からは音楽と歌詞(テクスト)との相互関係性が歴史的に理解されるであろう。また大演奏家の演奏論からは、哲学者や美学者が論じたものとは違う演奏美学が理解され、同時に、超一流の演奏家がいかに偉大な教養人でもありうるかということが実感されるだろうと思う。(フルトヴェングラーのテクストの選択については、前期同様ゼミ生諸君と相談して決定する。以下では暫定的に論文「指揮者の仕事道具」をもとに授業計画を記す。)
授業の方法 輪読形式
履修条件 受講を許可された者
事前学修・事後学修,授業計画コメント ドイツ語を事前にまたは同時並行的に学習することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス―後学期の目標について―
2 Musik und Sprache(1)
3 Musik und Sprache(2)
4 Musik und Sprache(3)
5 3年生の研究発表
6 Musik und Sprache(4)
7 Musik und Sprache(5)
8 Musik und Sprache(6)
9 2年生の研究発表
10 Vom Handwerkszeug des Dirigenten(1)
11 Vom Handwerkszeug des Dirigenten(2)
12 Vom Handwerkszeug des Dirigenten(3)
13 4年生の研究発表
14 Vom Handwerkszeug des Dirigenten(4)
15 Vom Handwerkszeug des Dirigenten(5)
その他
教科書 原文のコピーを配布する。
参考書 木村敏訳『音楽と言語』(講談社学術文庫)、芦津丈夫訳『フルトヴェングラー音楽ノート』(白水社)
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 水曜日17:50~18:30(21202)

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