地球システム科学調査研究法２

科目名	地球システム科学調査研究法２
旧カリキュラム名	（上記科目名は2008～2014年度入学者）「地球システム科学調査研究法２」（2004～2007年度入学者）
教員名	大八木　英夫
単位数	2	学年	3	開講区分	文理学部
科目群	地球科学科
学期	後期	履修区分	必修

授業テーマ	水圏環境科学に関する調査研究法（２）
授業のねらい・到達目標	「調査研究法１」で設定した研究課題に対し，自らの判断でその解決法を提案できるデザイン能力と対策立案能力を養う。また，４年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために，自然界の水（地下水・河川・湖沼）に関する研究を行う上で必要な基礎的知識，調査法，分析法，結果のまとめ方，発表の仕方を習得する。学科プログラムの学習・教育目標「(B)地球環境と技術者倫理」（１）・「(D)専門技術」（2-14）・「(E)デザイン能力」（5-10）・「(F)コミュニケーション能力」（11-15）、「(G)自己啓発と継続的学習」（15）・「(H)実行力」（14）・「（I）現場主義」（1-3）に寄与する。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
授業の方法	グループで水環境・水資源問題に関わるデータ解析，室内分析を行い，調査・分析結果をとりまとめて問題解決方法を発表する。また，卒業テーマ研究に向けた事前調査を行い，その結果を発表する。講義とゼミ形式の輪読・室内実習を組み合わせて行う．その他、関連して以下が行われる。・データ解析・野外調査実習など
履修条件	地球システム科学科「地球システム科学調査研究法1」修得していること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	・前回に行なった内容のまとめを行なう。・以下の1・2を付随する場合がある。 1　Geofestivalポスター展への参加とコアタイムでの発表・討論 2　報告会における発表・討論・そのための準備（野外調査・データ解析を含む）や，Geofestivalポスター展のための準備（討論・解析など）

授業計画
1	現地での水環境・水資源問題の整理と調査結果の解析
2	現地で得られる水環境関係試料の分析法
3	現地で得られる水資源関係試料の解析法
4	調査・分析結果のまとめと討議
5	設定課題を解決するための方法論の学習（1）
6	設定課題を解決するための方法論の学習（2）
7	設定課題を解決するためのデータ解析（1）
8	設定課題を解決するためのデータ解析（2）
9	設定課題の具体的なを解決方法の提示と議論（1）
10	設定課題の具体的なを解決方法の提示と議論（2）
11	卒業テーマ研究に向けた事前調査結果の発表と討論（1）
12	卒業テーマ研究に向けた事前調査結果の発表と討論（2）
13	卒業テーマ研究に向けた事前調査結果の発表と討論（3）
14	卒業テーマ研究に向けた事前調査結果の発表と討論（4）
15	調査研究成果の効果的な発表に関する総括

その他
教科書	なし
参考書	必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(60%)、授業内発表(40%) ・総合的に判断し60点以上を合格とする。〈達成度評価基準〉〔個別項目〕１．水圏環境に関わる調査法の基礎を習得している（1-4）。２．水圏環境に関わる研究課題の調査・分析結果や既存資料を解析し，まとめることができる（11-15）。３．設定された研究課題に対し，自らの判断でこれを解決する具体的な方法を提示できる（5-10）。〔共通項目〕１．（専門知識）専門的な知識と技術および自然災害や環境問題など社会とのかかわりについて学習した。２．（問題解決能力）地球科学にかかわる社会的な問題を解決する上で必要な基礎的能力を習得している。３．（計画的実行）計画的に調査研究を実施した。４．（継続的学習）課題を設定し解決方策を考えるための一連の学習を継続して行うことができる。５．（伝達発表能力）調査研究成果を適切に発表できると同時に、発表に対する討論に参加できる。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
オフィスアワー	随時（８号館2階A216研究室）
備考	自ら思考し行動する積極性にとくに期待します。