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科目名 | 環境化学2 | ||||
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教員名 | 海老原 充 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 太陽系の環境化学 |
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授業のねらい・到達目標 | 本講義では卑近な「環境」という概念から離れて、宇宙空間における太陽系、太陽系における地球という観点から環境を考える。主にそこでの元素や同位体の組成に注目し、それらが地球や太陽系のおかれている環境とどのように関連するかを概説する。 |
授業の方法 | 予習は必ずしも必要としないが、授業の内容に応じてレポート、小試験を課すこともある。 |
履修条件 | 特になし。「放射化学」の知識があるか,興味があることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業内容を理解するために、課題を出すことがある。次回授業時にレポートとして提出すること。 |
授業計画 | |
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1 | 「ガイダンス」-「太陽系の環境」をどうとらえるかについて解説,講義の全体像を説明 |
2 | 太陽系における元素,原子核とその数や存在度に関する一般的な特徴 |
3 | 宇宙環境での主要な反応としての核反応と、太陽系に存在する元素の生成環境、及びその過程 |
4 | 太陽系に存在する元素の生成環境、及びその過程(続き) |
5 | 太陽系における元素の存在度とその特徴 |
6 | 太陽系形成時における元素の挙動。元素の凝縮過程 |
7 | 太陽系形成時における元素の挙動。元素の凝縮過程(続き) |
8 | 太陽系生成後の元素の挙動。太陽系や地球の進化と環境の変化 |
9 | 太陽系の同位体組成 |
10 | 地球の同位体組成と原子量との関連 |
11 | 太陽系の年代学(1)原理 |
12 | 太陽系の年代学(2)具体例(太陽系形成年代とその後の進化過程に対応する年代) |
13 | 炭素14年代と環境問題との関連性 |
14 | 理解度の確認 |
15 | まとめーこれからの宇宙環境、太陽系環境。地球外物質と地球環境変動との関連 |
その他 | |
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教科書 | 海老原充 『太陽系の化学 (化学新シリーズ)』 裳華房 2006年 第2版 教科書に基づいて授業を進める. |
参考書 | 海老原充 『現代放射化学』 化学同人 2005年 第1版 随時参照する. |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、レポート(20%) 成績は主として最終試験の結果に基づいて評価するが,レポートの提出状況と内容も加味する。 |
オフィスアワー | 第1回目の講義で指示する。 |