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科目名 | 物性物理学2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 物性物理学II | ||||
教員名 | 神原 武志 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 物理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 固体の電子構造とそれにより生じる電気的性質 |
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授業のねらい・到達目標 | 日頃使っている様々なエレクトロニクス機器の大部分の部品は、固体の様々 な性質を活用してその機能を発揮しています。 これらの性質が生じるメカニズムを知るための基礎として、固体の原子配列、 それによって決まる電子状態について学びます。 固体の様々な電気的性質が、 固体の電子構造によってどのように決まるのか、いくつかの実例で学ぶことにより、 他の多くの性質を理解する方法の基礎を身につけることが、授業のねらいです。 到達目標は、固体結晶の電子構造がどのように表現されるのかを理解すること、 およびそれらの電子構造から物質の様々な電気的性質がどのように生ずるのか、 を解明するための基礎的プロセスを知ることです。 |
授業の方法 | 通常の講義形式でおこなう。 授業中に講義内容に関係ある様々な短い質問を出す ので、それへの答えを考えたり他人の答えを聞くことにより理解を深めてもらいたい。 授業に使う資料はプリントで配布する。 小テストを授業中に3回行う。 配布した 資料や自分で書いたノートはテスト中に見てよいので、しっかり講義を聞いて資料を 正しく理解しノートをきちんと取るようにしてもらいたい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各講義の時間に、次回の講義内容を要約した資料を配布するので、 それをしっかり読んでから講義に臨むと、こちらで出す質問に答えやすくなるはずです。 |
授業計画 | |
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1 | 量子力学が解明した原子の内部構造 |
2 |
原子間結合のメカニズムと結晶構造;(1)イオン結合、(2)共有結合 、(3)金属結合 |
3 | 固体の電子構造の表現方法 (1)自由電子モデル |
4 | 固体の電子構造の表現方法 (2)金属結晶の電子構造 |
5 | 金属の電気的性質が生じるメカニズム (1)古典電子論の考え方 |
6 | 金属の電気的性質が生じるメカニズム (2)量子力学の考え方 |
7 | 固体の電子状態を表現するバンド理論 (1) |
8 | 固体の電子状態を表現するバンド理論 (2) |
9 | 固体のバンド構造と電気的性質の関係 (1) |
10 | 固体のバンド構造と電気的性質の関係 (2) |
11 | 不純物半導体結晶の電子構造と電気的性質 (1) |
12 | 不純物半導体結晶の電子構造と電気的性質 (2) |
13 | 半導体ダイオードの様々な機能 (1) |
14 | 半導体ダイオードの様々な機能 (2) |
15 | トランジスター開発物語 |
その他 | |
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成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(10%) 単位を取るためには、出席は70%以上(講義に10回以上の出席が)必要です。 それを満たした人で、以下の方法により、60点以上を得点した人が単位をもらえます。 1. 3回の小テスト(配布資料とノートは見てよい)、各33点満点(1回30分間) 2. 授業中に出す短い問題に、答えた人は答えの内容により、1点から5点もらえる。 3. 講義内容についての質問にたいしても、内容により、1点から5点もらえる。 4. 出席は、一回につき1点もらえる。 |
オフィスアワー | 授業終了後30分間、教室または講師室 |