英米演劇演習１

授業テーマ	Long Day's Journey into Night における「旅」を探る
授業のねらい・到達目標	アメリカ現代演劇の祖と言えるEugene O'Neill晩年の傑作Long Day's Journey into Night を精読する。この作品は作者が自身の死後25年間の上演禁止を言い遺した（実際は３年で上演された）自伝的戯曲である。タイトル通り、朝から深夜というたった１日の一家４人の描写から彼らの「旅」を探る。戯曲は舞台で上演されて完成するものである。各自が観客・役者・演出家・作者等さまざまな視点からこの作品を読みこみ、味わい、自分なりの意見を説得力を持ったレポートの形にまとめあげることを目標とする。
授業の方法	あらかじめ担当者を決め、音読や読解、問題点や意見等を発表してもらい、教員が適宜解説を加える。発表者の意見から全体のディスカッションにつながることを期待する。毎回各自の意見や疑問点を提出してもらう。役者の演じるCDや映像にも触れる予定。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	各自予習をし、自分の意見や疑問点を考えて授業に臨むこと。予習ではセリフを声に出して読んでみること。発表担当時に無断欠席をしないこと。授業計画は状況に応じて変更する場合もあります。

その他
教科書	プリント使用
参考書	必要に応じて指示します。
成績評価の方法及び基準	平常点(30%)、レポート(30%)、授業内テスト(40%) 出席は授業時数の３分の２以上必要です。
オフィスアワー	授業時に指示します。
備考	詳細は初回授業時に説明するので必ず出席すること。