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批評研究方法論５ （出版研究）
| 科目名 | 批評研究方法論５ （出版研究） | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 尾崎 名津子 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 出版と検閲に関する研究 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 本授業でははじめに、内務省が行っていた出版検閲の制度や業務の実態を考察する。それを踏まえた上で、大正期から戦時下にかけて出版社や作家と検閲する側との間にいかなる折衝があったのかを、各ケースにそくして考察する。日本近代文学を考えるうえで看過することのできない、検閲制度と文学との関係を理解することを目標とする。 |
| 授業の方法 | 講義形式で行う。また、授業内容に関するコメントを毎回提出してもらう。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス |
| 2 | 内務省検閲概説（１） |
| 3 | 内務省検閲概説（２） |
| 4 | 検閲の実務（１） |
| 5 | 検閲の実務（２） |
| 6 | 検閲の実務（３） |
| 7 | 谷崎潤一郎の諸作と検閲（１） |
| 8 | 谷崎潤一郎の諸作と検閲（２） |
| 9 | 小林多喜二『蟹工船』の出版（１） |
| 10 | 小林多喜二『蟹工船』の出版（２） |
| 11 | 中央公論社と改造社の「自主廃業」（１） |
| 12 | 中央公論社と改造社の「自主廃業」（２） |
| 13 | 学習内容の整理（１） |
| 14 | 学習内容の整理（２） |
| 15 | 講義内容の整理と補足 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし |
| 参考書 | なし |
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業内テスト(50%) |
| オフィスアワー | 授業終了後。あるいは、コメントシートに質問を記入する。その場合、回答は次回授業時となる。 |