東洋史特講３

授業テーマ	オスマン帝国と地方支配
授業のねらい・到達目標	この講義では、中央の視点ではなく、地方の視点から前近代のオスマン帝国の歴史を見ていきます。それによりより多角的・多面的にオスマン帝国とその支配体制を理解することを目指します。はじめに前近代のオスマン史を外観した後、アラブ・イラン・トルコ世界の結節地域であるアナトリア南東部に焦点を当て、同地域の歴史を詳しく見ていくことで、オスマン帝国とその地方支配について考えます。
授業の方法	講義形式

授業計画
1	ガイダンス
2	オスマン史(1)：オスマン帝国のはじまり
3	オスマン史(2)：バルカンへの進出
4	オスマン史(3)：イスタンブルの征服
5	オスマン史(4)：中央集権的国家への道
6	前半のまとめ
7	アナトリア南東部の地理的概要
8	アナトリア南東部の歴史：オスマン以前(1)
9	アナトリア南東部の歴史：オスマン以前(2)
10	アナトリア南東部の社会
11	アナトリア南東部とオスマン支配(1)：オスマン帝国による征服
12	アナトリア南東部とオスマン支配(2)：地方行政組織
13	アナトリア南東部とオスマン支配(3)：ディルリク制
14	補足
15	後半のまとめ

その他
教科書	プリントを配布します。
参考書	林佳世子『オスマン帝国500年の平和（興亡の世界史10）』講談社 2008年
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(100%) ２回の小テストにより評価します。
オフィスアワー	授業内でメールアドレスを伝えるので、そちらに連絡してください。