東洋史基礎実習１

科目名	東洋史基礎実習１
旧カリキュラム名	東洋史基礎実習１
教員名	渡部　良子
単位数	1	学年	2	開講区分	文理学部
科目群	史学科
学期	前期	履修区分	選択必修

授業テーマ	西南アジア史・イスラーム史研究入門
授業のねらい・到達目標	西南アジア史・イスラーム史研究に必要な基礎知識と研究方法を、実践的に学びます。
授業の方法	本実習は、イスラーム成立以降（西暦7世紀～）を主とする西南アジア史を中心に、スペイン、アフリカ、中央アジア、南アジア、東南アジアなど、イスラーム文化が伝播・形成された地域を対象とします。まず、これらの地域の歴史研究に必要な基礎知識の調べかた、研究工具の使用法、文献探索法などの、研究方法の基礎を学びます。続いて、西南アジア史・イスラーム史に関する英語文献を講読し、英語研究文献の読解の訓練を行いつつ、西南アジア史・イスラーム史の具体的な知識を身につけ、研究、分析、考察の方法を実践的に学んでゆきます（講読テキストは、開講後、受講者の関心の対象も考慮して決定します）。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	研究法入門では、受講者に研究工具を使った調査を実際にやってもらいます。英語研究文献講読は、参加者全員で輪読の形で読み進めてゆくので、予習が必須です。また、受講者の関心・要望に応じて、イスラーム文化の重要な要素であるアラビア文字の初歩的な学習や、西南アジアの世界遺産に関する学習も行う予定です。

授業計画
1	ガイダンス：授業の実施方法に関する説明
2	西南アジア史・イスラーム史研究入門(1)
3	西南アジア史・イスラーム史研究入門(2)
4	西南アジア史・イスラーム史研究入門(3)
5	西南アジア史・イスラーム史研究入門(4)
6	英語文献の講読(1)
7	英語文献の講読(2)
8	英語文献の講読(3)
9	英語文献の講読(4)
10	英語文献の講読(5)
11	英語文献の講読(6)
12	英語文献の講読(7)
13	英語文献の講読(8)
14	英語文献の講読(9)
15	1学期のまとめ

その他
参考書	三浦　徹（編）『イスラームを学ぶ ――史資料と検索法（イスラームを知る 3）』山川出版社 2013年第1版小杉泰・林佳世子・東長靖（編）『イスラーム世界研究マニュアル』名古屋大学出版会 2008年第1版その他の参考書は、授業中に紹介します。
成績評価の方法及び基準	平常点(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー	授業時に通知します。