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史学概論2

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科目名 史学概論2
旧カリキュラム名 史学概論2
教員名 古川 隆久
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 歴史学をめぐる諸問題
授業のねらい・到達目標 歴史学(考古学・文化財学を含む)を専攻する上での基本的な心構えを学ぶ。後期は歴史学の特徴(今のような研究形態になってきた来歴と現状)と歴史理論の諸問題、そして歴史学の社会的意義を考える。
授業の方法 プリントを用いて講義する。プリントの内容は高度なものが多いため予習が必要。そのため、大部分のプリントは前の回の最後に配布する。毎回、出席票の裏にコメント(質問・意見・感想)を書いてもらう。そのうち重要なものについては次の授業の冒頭で回答・紹介する。授業中に受講者の意見を問う場合もある。史学科の1年生は夏休み明けと冬休み明けの2回、書評小レポートの提出を課す。その詳細については授業中に告知する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント プリントの予習が必要。予習の内容は回によって異なるのでそのつど指示する。授業計画は、よりよい内容とするため、開講時までに若干変更する可能性がある。
授業計画
1 導入(「歴史」の語義など)
2 近代歴史学のはじまり(日本を中心に)
3 唯物史観(マルクス主義史観)について
4 唯物史観と歴史学(日本の場合)
5 正確な「歴史」は書けるか?
6 現代歴史学の諸潮流①(社会史と国民国家論)
7 現代歴史学の諸潮流②(言語論的転回の影響)
8 歴史小説と歴史学
9 歴史学と隣接学問分野(社会学など)
10 歴史学と歴史教育(歴史教科書問題)
11 歴史学と地域社会(歴史学と地域振興の関係など)
12 歴史学と社会問題(女性史など)
13 歴史学の新視点
14 到達度の確認
15 後期及び一年間のまとめ
その他
教科書 適宜プリントを配布する。
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業内テスト(50%)
平常点は、出席票裏面のコメント(記入率、及びその一回分の分量と内容)と、意見を求めた場合の発言率。出席点はない。史学科1年生の書評小レポートは点数はつけないが、不提出の場合は単位がつかない。
オフィスアワー 古川研究室(2号館9階)にて木曜1限(9時半以降)。2号館9階の史学科事務室に申し出の上来室すること。
備考 史学科1年生の夏休み明け提出の書評小レポートの詳細については、史学概論1の初回に告知する。

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