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科目名 | 哲学演習5 | ||||
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教員名 | 真船 えり | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | ヒュームにおける因果と必然的結合 |
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授業のねらい・到達目標 | 18世紀英国の哲学者David Humeの"A Treatise of Human Nature"『人間本性論』第1巻「知性について」を精読し、ヒュームの方法論と問題意識に即して、因果と必然的結合についての議論を検討します。ヒュームのテキストを、主題とその歴史的意義や現代的意義を考察しながら読み理解します。 |
授業の方法 | 最初の回にイントロダクションとして概説を行い、2回目以降は、担当者を決めてテキストを少しずつ精読しながら、ヒュームの方法論と、因果と必然的結合についての論証を検討し、皆で議論します。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前回までの復習をして理解を確認し、テキストを通読してください。 |
授業計画 | |
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1 | イントロダクション;ヒュームについての概説 |
2 | ヒュームの方法論(1); "Treatise"演習 |
3 | ヒュームの方法論(2); "Treatise"演習 |
4 | ヒュームの方法論(3); "Treatise"演習 |
5 | ヒュームにおける因果推論(1); "Treatise"演習 |
6 | ヒュームにおける因果推論(2); "Treatise"演習 |
7 | ヒュームにおける因果推論(3); "Treatise"演習 |
8 | ヒュームにおける「必然的結合」(1); "Treatise"演習 |
9 | ヒュームにおける「必然的結合」(2); "Treatise"演習 |
10 | ヒュームにおける「必然的結合」(3); "Treatise"演習 |
11 | ヒュームにおける「必然的結合」(4); "Treatise"演習 |
12 | ヒュームにおける「必然的結合」(5); "Treatise"演習 |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | 課題学習 |
15 | 総括:まとめとディスカッション |
その他 | |
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教科書 | David Hume (eds. by D.F. & M.J. Norton), A Treatise of Human Nature:Oxford Philosophical Texts, Oxford University Press, 2000, 1st edition デイヴィッド・ヒューム著、木曾好能訳 『人間本性論 第一巻 知性について』 法政大学出版局 2011年 第新装版 デイヴィド・ヒューム著、大槻春彦訳 『人性論(一) 知性に就いて (岩波文庫)』 岩波書店 1948年 第初版 テキストはプリントを配布します。 |
参考書 | 中才敏郎編 『ヒューム読本』 法政大学出版局 2011年 第新装版 上記以外の参考書は授業のなかで紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業内テスト(50%) 平常点のなかに、テキストを読む当番を少なくとも1回は担当することが必須条件として含まれます。毎回の授業で議論に参加することが平常点となり、最終回に行う授業内試験と合わせた総合評価となります。 |
オフィスアワー | 本館2Fの講師室にて授業の前後。 |
備考 | ヒューム『人間本性論』第2巻においては因果関係は前提されて論じられるため、哲学演習6と合わせて履修することが望ましい。 |