宗教学特殊講義４

授業テーマ	仏教の比較思想論的考察
授業のねらい・到達目標	仏教思想を軸とした様々な比較思想論的視点を学びます。仏教思想とキリスト教・西洋思想との比較はもとより、科学との対話を通して、仏教思想を多角的に分析していきます。
授業の方法	担当者が用意するのプリントを使用して、講義形式で進めます。関連する映像資料を活用して、より理解を深めるように工夫します。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	予め次回以降のプリントを配布しますので、少なくとも次回の範囲をよく読み、下調べをして講義に臨んで下さい。

授業計画
1	ガイダンス　悲観思想序説　その軌跡と諸類型
2	仏教とキリスト教（1）ブッダとキリスト・パウロ
3	仏教とキリスト教（2）原始経典と新約聖書に見る聖典観
4	仏教と西洋思想（1）唯識思想とカントの認識論との類似性
5	仏教と西洋思想（2）唯識思想とカントの認識論との交流
6	仏教と西洋思想（3）如来蔵思想とシェリング哲学
7	仏教と西洋思想（4）ヤスパースの仏教観
8	仏教と西洋思想（5）仏教とヤスパース哲学との類似性
9	仏教と西洋思想（6）仏教と実存哲学
10	仏教と西洋思想（7）道元と比較思想
11	仏教と科学（1）仏教への心理学的アプローチ
12	仏教と科学（2）唯識思想のアーラヤ識と深層心理学
13	仏教と科学（3）仏教における瞑想を中心とした修行と脳科学
14	仏教と科学（4）仏教における空思想と量子論
15	まとめ　レポート提出

その他
教科書	なし　教員が作成したプリントを使用します。
参考書	詳細は授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準	平常点(40%)、レポート(60%) レポートは、講義の内容を十分に踏まえた上で作成することが条件。
オフィスアワー	場所は、2号館12階の合田研究室。日時については、授業内でE-mailアドレスを伝えますので、前もって連絡を下さい。