文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 史学科 > 日本史研究実習1
日本大学ロゴ

日本史研究実習1

このページを印刷する

科目名 日本史研究実習1
旧カリキュラム名 日本史研究実習1
教員名 遠山 美都男
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 『令義解』の講読と研究
授業のねらい・到達目標 養老令の注釈書である『令義解』のうち民衆支配に関わる規定を集めた「戸令」を読み、さまざまな制度・規定の成り立ちについて考察を加える。
授業の方法 「戸令」45箇条を参加者に割り当て、条文の読みと意味、そこに書かれている制度・規定の沿革などについて発表してもらう。それをふまえて質疑応答を行ない、理解を深めていく。
授業計画
1 ガイダンス(参考文献の紹介、調査・研究の方法)
2 里・郡、京の編成に関する規定(1)
3 里・郡、京の編成に関する規定(2)
4 戸主と課戸の設定に関する規定(1)
5 戸主と課戸の設定に関する規定(2)
6 戸の附貫に関する規定(1)
7 戸の附貫に関する規定(2)
8 戸帳・計帳の作成に関する規定(1)
9 戸帳・計帳の作成に関する規定(2)
10 婚姻に関する規定(1)
11 婚姻に関する規定(2)
12 風俗の維持に関する規定
13 賤民身分の設定に関する規定(1)
14 賤民身分の設定に関する規定(2)
15 まとめと展望
その他
教科書 黒板勝美 『令義解 (新訂増補国史大系(普及版))』 吉川弘文館 1939年
参考書 井上光貞・関晃・土田直鎮・青木和夫 『律令 (日本思想大系)』 岩波書店 1976年
石上英一 『律令国家と社会構造 (歴史学叢書)』 名著刊行会 1996年
大津透 『律令制研究入門 (歴史学叢書)』 名著刊行会 2011年
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%)

このページのトップ