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科目名 | 公民科教育法II | ||||
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教員名 | 杉森 知也 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 授業の実践力を養う |
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授業のねらい・到達目標 | 教科には、それぞれの目標・内容や取り扱い上の留意点があり、一時間の授業においてもそれぞれのねらいがある。「授業づくり」には、徹底した生徒理解にもとづく適切な授業のねらいの設定に加え、学習指導要領や教科書の徹底した理解をもとにした教材研究の質が問われる。 本講では、高等学校公民科の学習指導案・教材づくり、模擬授業とグループでの検討会を通して、授業実践力を高める。 |
授業の方法 | 現行学習指導要領において公民科の授業に求められている観点に基づきながら、各自で学習指導案・教材を作成する。 学習指導案に沿ってグループごとに45分/回の模擬授業をおこなったあと、検討会をおこなう。また、模擬授業の際に気づいたポイントについて、毎回、教員からフィードバックをおこなう。 検討会での討論内容については、毎回報告書の提出を求める(当番制)。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 第2~3回の授業で解説する教材研究の方法と学習指導案の書き方をよく理解し、その講義を活かして学習指導案を各自で作成する。連休をはさむので、教材研究はその間にしっかりと進めておくこと。教材研究について困ったことがあれば、授業時に伝えるメールアドレスに質問して構わない。 教科書を読んで語句を詳しく調べることだけで、教材研究が終わらない。教師自身が、広い視野をもって指導できなければならない。さらに、そもそも「なぜ、この内容を教える必要があると選定されたのか」といった、教材そのものへの探究心も必要である。広く理解し、語れるようになるまで教材研究を徹底して進めること。「つまらない授業」を聞かされる立場に立って、そうならない授業にするための努力を惜しまないことを求める。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス -授業の進め方とグループづくり- |
2 | 教材研究と学習指導案の作成方法 |
3 | 学習指導案の作成① -方法の概説と留意点の確認- |
4 | 模擬授業とグループ検討会① |
5 | 模擬授業とグループ検討会② |
6 | 模擬授業とグループ検討会③ |
7 | 模擬授業とグループ検討会④ |
8 | 模擬授業とグループ検討会⑤ |
9 | 模擬授業とグループ検討会⑥ |
10 | 模擬授業とグループ検討会⑦ |
11 | 模擬授業とグループ検討会⑧ |
12 | 模擬授業とグループ検討会⑨ |
13 | 模擬授業とグループ検討会⑩ |
14 | 課題学習 -自身の授業観と公民科についてのレポート作成- |
15 | 課題の提出とまとめ |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『高等学校学習指導要領解説 公民編』 教育出版 2010年 『高校現代社会(現社302)』 実教出版 『倫理(倫理017)』 東京書籍 『高校政治・経済(政経023)』 実教出版 以上のうち、高等学校用の教科書は、新学習指導要領にそって編纂されたものを使用する必要があるため、ここで指定した最新のものを購入すること。高校生時代に使用していたものは、旧学習指導要領に基づいて作成されたものなので不可(政治・経済を除く)。 自分の学習指導案の作成のほか、すべての模擬授業で使用することになるので、必ず指定のものを購入すること。 |
参考書 | 授業時に、プリントを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(70%)、レポート(10%)、授業参画度(20%) 模擬授業、指導案・教材を平常点、検討会の報告書を授業参画度として評価する。模擬授業は、各自2回以上おこなうことを単位修得の最低要件とする。 検討会の報告書は、当日、司会をおこなった者が作成し、次回の授業開始時に提出することとする。欠席・遅刻・早退は、原則として特別な理由のない限り認めない。 レポートは、15回目の授業時に提出するものの内容で評価する。 |
オフィスアワー | 7号館7218研究室。原則として、水曜日の14時以降、木曜日と金曜日の12時以降で、授業や会議等がない時に設定する。 |
備考 | グループ分けをおこなうので、出席票を用意して、必ず第一回目の授業から参加すること。 |