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科目名 | 学校論研究2 | ||||
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教員名 | 北野 秋男 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | アメリカの学力格差を考える |
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授業のねらい・到達目標 | 現在、アメリカでは州ごとに州統一テストが実施され、全ての児童・生徒の学力向上を目指した政策が展開されている。もともと、アメリカには人種間格差や階層間格差に加え、明確な学区間格差が存在する。戦後のアメリカの教育政策は、こうした人種間格差、階層間格差、学区間格差を解消する補償教育や多文化教育が展開されてきた。しかしながら、本当にテストで格差は是正できるのか。学校や教師の授業改善となるのか。おもに学力格差の問題を論じる著書・論文を読んで、この問題に対する基本的視座を養いたいと思う。 |
授業の方法 | 戦後のアメリカの教育政策の柱であった人種間格差、階層間格差、学区間格差を解消する補償教育や多文化教育の展開や理論を学んだ後に、現在のアメリカのテスト政策の動向を調べ、発表する。受講学生は、指定された図書・論文を読んで、レジュメを作成し発表する。 事前に図書・論文を指定し、発表者も決めるので、事前学習を十分にして欲しい。 |
履修条件 | 特になし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 人種間格差、階層間格差、学区間格差をに関する図書・論文、現在のアメリカのテスト政策の動向に関する図書・論文を講読する。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス・授業の概要、発表者の仮決定 |
2 | 北野秋男2011『日米のテスト戦略』風間書房① |
3 | 北野秋男2011『日米のテスト戦略』風間書房② |
4 | 北野秋男編著2009『現代アメリカの教育アセスメント行政の展開』① |
5 | 北野秋男編著2009『現代アメリカの教育アセスメント行政の展開』② |
6 | 北野秋男編著2012『アメリカ教育改革の最前線』学術出版会① |
7 | 北野秋男編著2012『アメリカ教育改革の最前線』学術出版会② |
8 | 北野秋男編著2012『アメリカ教育改革の最前線』学術出版会③ |
9 | 小林由美2009『超・格差社会アメリカの真実』文春文庫 |
10 | 林 壮一2008『アメリカ下層教育現場』光文社新書 |
11 | 修士論文のテーマ設定、課題、研究方法、先行研究批判 |
12 | 個人自由発表① |
13 | 個人自由発表② |
14 | 個人自由発表③ |
15 | 総括と反省 |
その他 | |
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教科書 | 北野秋男 『『日米のテスト戦略』』 風閒書房 2011年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、授業参画度(60%) 課題発表、レジュメ作成、出席状況など総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 授業開始前と終了後 |
備考 | kitano@chs.nihon-u.ac.jp |