臨床心理学研究

科目名	臨床心理学研究
旧カリキュラム名	応用心理学研究
教員名	津川　律子
単位数		課程	後期課程	開講区分	文理学部
科目群	心理学専攻
学期	通年	履修区分	必修

指導可能な研究領域	臨床心理学　精神保健学　心理臨床学
目標	臨床心理学は、臨床・教育・研究が一体化した実学であり、良質の臨床実践ができなければ、創造的な研究も結局は成しえない。よって、臨床・教育・研究に関してバランスのとれた臨床心理学徒を養成することを後期課程の教育目標としたい。しかし、臨床実践を長く積んでからでないと執筆できない博士論文ではなく、むしろ博士論文を書く能力のある者が誠実な臨床実践を続けることに未来がある。具体的な後期課程の目的は、博士論文の完成にあるので、臨床の基礎や下地となるような研究を歓迎している。国内学会のみならず国際学会で研究発表を行い、質の保たれた専門誌に論文を発表する。その際、博士論文を念頭におき、バラバラと研究発表をするのではなく博士論文につながるような一貫性・連続性をもった研究を心かげる。認定臨床心理士資格に加えて、博士号を取得し、日本の臨床心理学の未来を担う人材となって社会貢献をしていただきたい。
方法	直接指導を通じて、臨床実践についても研究についても伝達する。臨床実践に関しては各人の希望をもとに話し合って臨床現場を継続していただく。教育歴の充足も考える。研究に関しては、各人が関心をもつ領域に関して、先行研究のレヴュー、研究計画の立案、研究の実施、データの解析、研究発表、論文執筆に関する指導を、個別とゼミと両方で行なう。

その他
評価方法	平常点を含めて総合的に評価する(100%)