健康・スポーツ制度行政研究２

授業テーマ	スポーツ予防医科学にもとづく日本及び地域医療費抑制の政策づくりの研究
授業のねらい・到達目標	日本は2030年頃に人口の約32％を高齢者が占める超高齢者社会を迎える。こうした社会は人類がかつて経験したことがないものであり、人間生態に計り知れない影響を及ぼすと考えられる。とくに、高齢者がプロダクティビティを維持することが可能か否かは個々人のみならず政治的・社会経済的に大きな問題となる。こうした時代的問題をクリアーにするためには、社会保障政策の一ツールとして、健康、スポーツ、医科学さらに社会学的な研究が必要であり、その成果を健康増進政策立ち上げに反映させなければならない。
授業の方法	本講座では、先進的地域における研究の取り組み、政策的、制度的、実践的な取り組みを実例にしながら、日本のスポーツ、健康増進政策のあり方を研究する。

授業計画
1	ガイダンス
2	社会保障のスキームと健康増進政策の現状批判①
3	社会保障のスキームと健康増進政策の現状批判②
4	スポーツ予防医科学的な研究成果と政策の立て方①
5	スポーツ予防医科学的な研究成果と政策の立て方②
6	先進地事例“高齢者における生活機能の維持・増進と社会参加を促進するための地域システムに関する研究”①
7	先進地事例“高齢者における生活機能の維持・増進と社会参加を促進するための地域システムに関する研究”②
8	先進地事例“高齢者における生活機能の維持・増進と社会参加を促進するための地域システムに関する研究”③
9	先進地事例“高齢者における生活機能の維持・増進と社会参加を促進するための地域システムに関する研究”④
10	先進地事例“高齢者における生活機能の維持・増進と社会参加を促進するための地域システムに関する研究”⑤
11	国・県・市町村におけるスポーツ、健康増進政策の制度設計①
12	国・県・市町村におけるスポーツ、健康増進政策の制度設計②
13	国・県・市町村におけるスポーツ、健康増進政策の制度設計③
14	課題学習
15	総括