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科目名 | 地球計測学実習2 | ||||
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教員名 | 田中 邦一 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 地球を測る ――実践技術の習得―― |
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授業のねらい・到達目標 | 講義「地球を測る-空間情報科学-」で学んだもののうち、実習2では汎地球測位システム(GPS)(2-3)、デジタル写真測量(DPS)(4-6)、地理空間情報システム(GIS)(7-12)、について具体的に計測・情報収集・処理を実践し、地球を計測する技術を身につけることがねらい。 「地球システム科学科」プログラムの学習・教育目標「(D)専門技術」に寄与する。 |
授業の方法 | 1.野外実習は、キャンパス内に設置したフィールドにて情報収集する。(GPS・DPS) 2.室内実習は、メディアラボにおいて野外実習で収集したデータならびにWebからダウンロードしたデータをラボに常設され ているソフトウェア等を使い解析する。 |
履修条件 | 「地球計測学」を履修していること |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1. 野外では、GPS受信機によるデータ収集/デジタルカメラによる撮影を実施する。 2. メディアラボでは、GPSデータからルートマップ作成/デジタルカメラ画像から3次元計測/WebよりGISデータをダウンロードし、GISソフト等により解析をして主題図作成等を行う。 3. 自由課題は、GISに関する自由なテーマを設定しデータ収集・GISソフト等を用いていて解析し、レポートにまとめ提出する。 |
授業計画 | |
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1 | 汎地球測位システム(GPS)・デジタル写真測量(DPS)・地理情報システム(GIS)等の計測・情報処理技術の説明 |
2 | GPS実習1(GPS受信機による計測フィールドでのデータ収集) |
3 | GPS実習2(GPSデータからルートマップ作成) |
4 | DPS実習1(デジタル写真測量計測フィールドの設定及びデジタルカメラによる撮影) |
5 | DPS実習2(デジタル写真測量による3次元計測 Image Masterビギナーズ) |
6 | GIS実習1(カシミール3Dソフト) |
7 | GIS実習2(カシミール3Dソフト) |
8 | GIS実習3(地理情報支援ソフト 地図太郎 ) |
9 | GIS実習4(地理情報支援ソフト 地図太郎 ) |
10 | GIS実習5(地理情報支援ソフト MANDARA ) |
11 | GIS実習6(地理情報支援ソフト MANDARA ) |
12 | GIS実習7(地理情報支援ソフト MANDARA ) |
13 | GIS自由課題実習 |
14 | GIS自由課題実習 |
15 | 地球計測学実習のまとめ/実習成果物の提出 |
その他 | |
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教科書 | 日本リモートセンシング研究会編(高木方隆・田中邦一・徳永光晴・渡辺誠 著) 『地理空間情報工学演習』 (社)日本測量協会 2009年 第1版 教科書には、メディアラボで実施するソフトの操作手順が示されているので実習では必須。 |
参考書 | 近津博文 編著 『空間情報工学概論』 (社)日本測量協会 2005年 第1版 参考書は授業には使用しない。自習用として、参考にすると良い。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、実習成果物の内容を評価する(70%) 各実習成果物の考課点と、自由課題(レポート)の考課点で評価する。 操作実習による成果作成のため毎回の出席が重要である。 <達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1.GPSによる位置計測技術を理解したか(2-3) 2.デジタル写真測量による3次元計測技術を理解したか (4-5) 3.カシミール3Dソフトの機能と操作について理解したか (6-7) 4.地理情報支援ソフト(地図太郎・MANDARA)の機能と操作について理解したか (8-12) 5.自由課題は、テーマの設定・資料の収集・調査分析・主題図作成等につき企画力と情報処理技術でレポート作成された (13-14) 成績評価は、総合考課点が60点以上を達成していること。 国家試験資格「測量士補」の取得が可能なため、それに見合う技術を習得する。 |
オフィスアワー | 授業後随時 (講師室) |