環境地学実験

授業テーマ	地質媒体の多面的機能の理解
授業のねらい・到達目標	地質媒体の理化学的特性を把握するために必要な知識および調査・分析方法を習得する。　プログラム「地球システム科学科」学習・教育目標「(I)現場主義(1-3)」「(D)専門技術(2-15)」に寄与する。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
授業の方法	配布資料などを用いて講義を行うとともに、試料を用いた各種室内分析を行う。また、現地実習により地質媒体の観察および試料採取を行う。

授業計画
1	現地実習1（観察・断面記載と試料採取）
2	現地実習2（観察・断面記載と試料採取）
3	地質断面の作成と液状化の評価１（地震時の揺れと液状化）
4	地質断面の作成と液状化の評価２（地震時の揺れと液状化）
5	地質媒体の透水に関する実験１（水による物質移動）
6	地質媒体の透水に関する実験２（水による物質移動）
7	地質媒体試料の調整とｐH、ECの測定１（土壌汚染）
8	地質媒体試料の調整とｐH、ECの測定 2 （土壌汚染）
9	岩盤の破壊に関する試験１（断層運動・資源開発）
10	岩盤の破壊に関する試験２（断層運動・資源開発）
11	地質媒体試料に含まれる鉱物の測定１（土壌汚染・地すべり評価）
12	地質媒体試料に含まれる鉱物の測定２（土壌汚染・地すべり評価）
13	地質環境の測定１ (放射性物質の評価)
14	地質環境の測定２ (放射性物質の評価)
15	調査、分析結果のまとめ

その他
教科書	なし
参考書	地盤工学会土の試験実習書編集委員会『土質試験—基本と手引き』地盤工学会 2005年
成績評価の方法及び基準	レポート(100%) 総合的に判断し60点以上を合格とする。達成度評価基準：※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1.地質媒体の観察・記載方法の基礎を習得している。（1-2） 2.地質媒体の物理/化学的性質を計測できる。（3-14） 3.地質媒体の観察結果および理化学的分析結果より、その形成過程および特性の基礎的な解析ができる。（1-15）
オフィスアワー	随時（竹村：9号館9307）（竹内：8号館地圏環境科学研究室）