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| 科目名 | 無機応用化学 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 熊代 幸伸 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 化学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | セラミックスを材料科学(工学も含め)の立場で学ぶ |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | セラミックスは非金属無機固体焼結体の総称で、粒界、欠陥等の微構造に依存する種々の機能をもつ。これらの機能 は原料粉末や製造プロセスに大きく影響をうける。そこでセラミックスの電子機能として、酸化物超伝導体、誘電体、イオン伝導体、フェライト等について電磁特性、化学結合様式、結晶構造や状態図等の作製プロセスと結びつけて習得させる。 |
| 授業の方法 | 毎回出欠または小テストのほか講義の感想や質問をアンケートとして書かせ、次回の講義のときに補い、講 義の理解を深める努力をする。 |
| 履修条件 | なし |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業の理解を深めるために、復習を兼ねた小レポートを宿題として課すので注意してほしい。授業を円滑に進めるために固体の電気特性の予備知識を習得しておくことが望ましい。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | セラミックスの用途の大略 |
| 2 | セラミックスの化学結合様式 |
| 3 | セラミックスの電気特性の概略 |
| 4 | 平衡状態図(完全固溶型、共晶型)とその読み方 |
| 5 | 単結晶成長 |
| 6 | 焼結多結晶体と非晶質体の合成 |
| 7 | 結晶構造と結晶方位(立方晶を例として) |
| 8 | 代表的なセラミックスの結晶構造 |
| 9 | セラミックスの電気特性 |
| 10 | セラミックス高温超伝導体 |
| 11 | ペロブスカイト型構造とチタン酸バリウムの誘電特性 |
| 12 | イオン伝導体 |
| 13 | スピネル型フェライトの磁気特性 |
| 14 | 電磁セラミックスの総括 |
| 15 | 機能性セラミックスの総括 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 足立吟也ほか 『新無機材料科学』 化学同人 |
| 参考書 | 『新版「初級セラミックス学」 (曽我直弘)』 アグネ承風社 1995年 第2版 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、平常点(30%)、レポート(20%) |
| オフィスアワー | 授業終了後、本館2階講師室にて1時間程度。 |
| 備考 | 無機化学や物理化学関連の履修していること、欠席 の場合事前に届を提出すること。 |