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ドイツ文学演習1

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科目名 ドイツ文学演習1
旧カリキュラム名 ドイツ文学演習1
教員名 関口 なほ子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ ナチ時代を生きた作家の短編を読む。
授業のねらい・到達目標 1年間の限られた授業回数の中で、長編作品を原語で、さらに作品解釈という専門的な観点から読破するには、さまざまな困難を伴います。文法知識の習得だけでなく、長文を読む習慣、講読方法の習得も必要です。従ってこの授業では、ドイツ文学作品の中でも、比較的読みやすいと思われる文体の作品を扱い、そのための訓練を行います。語学力の定着とともに、文学作品を専門的に読むための方法を学びます。
授業の方法 輪読形式で、ハンス・ペーター・リヒター(1925-1993)の『あのころはフリードリヒがいた』を講読する予定です。 
受講生による発表の後、適宜文法解説を行い、作品の主題や問題点について討論します。その他、作家と作品に関する基礎的な事項、リヒターが生きた時代・社会背景など作品理解に必要な事項についても、あわせて取り上げる予定です。
履修条件 学科の履修規定による
事前学修・事後学修,授業計画コメント 受講生の文法習得度に応じて進度を調節します。初めは、作家の文体に慣れるため比較的時間をかけて授業を進め、受講生の進度に応じて、ペースをあげていきます。作品講読の後、作品の主題や問題点について、個人あるいはグループで意見を発表し、それに基づいてさらに討論を行います。そこから、作家独自の世界観、作品解釈の可能性を探っていきます。発表や討論に際して、受講生は司会者、記録係、書記の役割を担う場合もありますが、具体的な討論の形式や方法については、授業時に受講生と相談して決めたいと思います。語学系の演習科目は、授業前準備が必須です。文学作品をより深く理解するには、時間をかけて問題点を考察することが大切です。毎回、次回授業時に取り上げる範囲や事項を説明しますので、関連箇所を事前に読み、考察すること。不明な単語を調べ、文法事項が曖昧な箇所を整理しておくこと。また授業時に与える課題について、意見や解釈をまとめ、次回授業時に提出することが必要です。
授業計画
その他
教科書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業内発表、授業参画度(30%)
平常点には、授業での発表、事前・事後学習課題への評価が含まれる。
オフィスアワー 授業終了後随時、研究棟7階研究室

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