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日本史特講5

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科目名 日本史特講5
旧カリキュラム名 日本史特講5
教員名 坂口 太助
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 1910~20年代の世界と日本
授業のねらい・到達目標 明治以降「欧米諸国に追いつくこと」を目標に近代化を進めた日本は、日露戦争(1904~05年)に勝利した結果「大国」「列強」の一員となった。さらに第一次世界大戦(1914~18年)後の世界では「五大国」の一つとなり、国際連盟でも中心的な役割を果たしていたが、やがて満州事変(1931年)を契機として国際的な孤立へと向かうことになる。本講義では、日露戦争後「大国」日本がどのように世界と関わり、なぜ満州事変へと至ることになるのか、その過程を考えていく。
授業の方法 プリントを配布して講義形式で行い、要点については板書する。映像資料も使用する予定である。出席確認を兼ねて簡単なアンケートをとることもある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 特に事前学習は必要としない。日露戦争、第一次世界大戦、満州事変といった、戦争またはそれに類する軍事行動に注目しながら講義を進めていく予定であるが、近代の日本が関わった戦争の影響は様々な面で今なお残っているといえる。時事問題に言及する場合もあるので、戦争の問題に関するテレビ・新聞等の報道には注意しておいてほしい。なお、授業計画は変更する場合もある。
授業計画
1 ガイダンス
2 概説-日本の「近代」とはどのような時代か-
3 明治以降の日本の「近代化」と日清・日露戦争
4 日露戦争の「勝利」と「満州権益」
5 日露戦争後の世界と日本
6 第一次世界大戦と日本(1)
7 第一次世界大戦と日本(2)
8 ワシントン会議と日本
9 国際連盟と日本
10 中国における「北伐」の進展と日本
11 世界恐慌の発生から満州事変へ(1)
12 世界恐慌の発生から満州事変へ(2)
13 授業内試験と解説(1)
14 授業内試験と解説(2)
15 講義内容のまとめと復習
その他
教科書 プリントを配布する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、平常点(50%)
第13回または第14回の授業時に、授業内試験を行う。
オフィスアワー 開講時に通知する。

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