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日本史特講4

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科目名 日本史特講4
旧カリキュラム名 日本史特講4
教員名 布谷 陽子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 近世における南蛮文化の導入と肉食思想
授業のねらい・到達目標 近世初頭に伝来した南蛮の文物は日本に大きな影響をもたらした。このことに関しては、来日した宣教師たちが教えを広めるために利用したという一面もあるが、それと同時に織田信長や豊臣秀吉などの権力者たちが積極的に取り入れたものもある。そこで、南蛮文化の中でも食に注目し、後世に与えた影響を考えていく。さらに南蛮の食文化とも関わりのある肉食に関しては、日本の歴史上、どのような過程で禁忌思想が発生し、近世において展開したのか考察したい。
授業の方法 板書と配布プリントを併用した講義形式
事前学修・事後学修,授業計画コメント 特に事前学習は課さないが、概説書・専門書などは積極的に読んで欲しい。
授業計画
1 ガイダンス
2 日本料理の形式
3 織田信長の食生活
4 南蛮文化
5 南蛮伝来の食文化
6 日本における肉食禁忌の思想形成1
7 日本における肉食禁忌の思想形成2
8 日本における肉食禁忌の思想形成3
9 豊臣秀吉と肉食禁忌
10 生類憐みの令と肉食の関係
11 大名による肉の贈答
12 江戸庶民と肉食-ももんじ屋の出現-
13 肉食禁忌の弊害
14 理解度の確認(試験)
15 総括(試験の解説と補足)
その他
教科書 使用しない
参考書 授業中に適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、レポート(30%)、授業参画度(20%)
試験・レポート・出席状況による総合評価
オフィスアワー 月・水・金曜日の3限を中心に史学科研究室にて、質問・相談などに応じる

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