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日本史研究実習2

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科目名 日本史研究実習2
旧カリキュラム名 日本史研究実習2
教員名 町田 祐一
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 近代日本社会の研究 (大正中期~昭和前期篇)
授業のねらい・到達目標 大正中期から昭和前期にかけての日本社会は、民衆の諸権利を求める社会運動が激化する中で、昭和恐慌による社会不安が喚起され、結果的に戦時体制へ移行する、きわめて多くの変化に直面した時期であった。本科目では、この時期の日本社会の変化を検討する素材として、政治経済社会の諸問題を広く論じたジャーナリスト石橋湛山の大正中期から昭和前期の論説を輪読する。輪読による内容の正確的理解や読解だけでなく、受講者各自の研究活動に反映できるよう、こうした史料を活用する際の注意点、論点の切り出し方なども議論する予定である。
授業の方法 史料プリントを配布し、輪読する。原則一つの評論を一回目は輪読し、二回目は議論する。評論の議論を終え、毎回レポートを提出してもらう。受講者の人数によって、具体的な方法は授業開始後に決定する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 『国史大辞典』で「石橋湛山」を調べるとともに、関連文献を自分で調べて一冊読み、人物像を把握しておくこと。また、大正中期から昭和前期の政治社会経済文化史の重要事項を網羅的に予習しておくこと。
授業計画
1 ガイダンス
2 史料輪読①-1
3 史料輪読①-2
4 史料輪読②-1
5 史料輪読②-2
6 史料輪読③-1
7 史料輪読③-2
8 史料輪読④-1
9 史料輪読④-2
10 史料輪読⑤-1
11 史料輪読⑤-2
12 史料輪読⑥-1
13 史料輪読⑥-2
14 レポート作成
15 レポート提出・まとめ
その他
教科書 松尾尊允 『石橋湛山評論集』 岩波文庫 1984年
輪読に必要なので必ず全員購入しておくこと。
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度とレポートが成績に直結するので注意すること。
オフィスアワー 開講時に通知する。

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