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科目名 | 東洋史特講4 | ||||
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旧カリキュラム名 | 東洋史特講4 | ||||
教員名 | 青木 雅浩 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 東アジアの近代化とモンゴル |
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授業のねらい・到達目標 | 19世紀以降、東アジアは、政治、経済等における西洋先進知識の導入-近代化を否応なく経験することになりました。このことは、伝統的遊牧社会を築いてきたモンゴル人も例外ではありません。モンゴル人もこの時期、目前に突如現れた近代化の問題に取り組まなくてはならなくなったのです。本講義では、19世紀末以降のモンゴル人社会における近代化の問題について解説します。日本とは全く異なる遊牧社会における近代化の諸相や、近代化と民族問題の関係等について解説しながら、東アジアにおける近代化のあり方について考察します。 モンゴル史においては、中国、ロシア、日本といった周辺諸勢力との関係が重要になります。そのため、本講義の内容は、モンゴルのみに留まらず、近現代東アジアの国際関係を反映した幅広いものになります。 本講義の目標は、受講者が、モンゴルにおける近代化に関する知識を習得し、東アジアにおける近代化の多様なあり方を理解することです。 |
授業の方法 | 講義方式で行います。毎回プリントを配布し、パワーポイントを使用して授業を行ないます。画像資料も適宜利用する予定です。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 中国、ロシア等の近現代史に関する概説書を予め読んでおくことにより、本講義をより深く理解できます。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 19世紀までのモンゴル |
3 | 20世紀のモンゴル史 |
4 | 清朝末期の近代化改革とモンゴル |
5 | モンゴル独立運動と近代化 |
6 | 近代化の外的要因-諸外国とモンゴル- |
7 | ソ連式近代化とモンゴル |
8 | モンゴルにおける近代国家建設 |
9 | モンゴルの青年知識人と近代化 |
10 | 行政の近代化とモンゴル人-土地問題をめぐって- |
11 | 戦後世界における社会主義的近代化とモンゴル |
12 | 社会主義諸国の民主化とモンゴル |
13 | 理解度の確認 |
14 | 近代化と東アジア-モンゴルの視点から- |
15 | 本講義のまとめ-モンゴルにおける近代化とは?- |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし。但し毎回の講義で適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、平常点(60%) |
オフィスアワー | 授業終了後に質問に応じます。 |