東洋史基礎実習１

科目名	東洋史基礎実習１
旧カリキュラム名	東洋史基礎実習１
教員名	須江　隆
単位数	1	学年	2	開講区分	文理学部
科目群	史学科
学期	前期	履修区分	選択必修

授業テーマ	「東洋史」研究の方法を実践的に学ぶ
授業のねらい・到達目標	「東洋史」、特に前近代の漢字文化圏の歴史を研究する際に必要となる古典漢語史料読解に関わる基礎的知識や語法･文法などを実践的に学び、史料の収集･整理･読解･分析の方法についても実習する。それを通して、古典漢語史料の取り扱い能力を高めることができる。
授業の方法	講義担当者が指定した古典漢語で記されたテキストを講読し、漢語史料の文体に慣れてもらうとともに、訓読や基本の句形についても習熟してもらう。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	毎回の授業で講読するテキストの予習として、必ず書き下し文と日本語訳をノートに記してくること。

授業計画
1	授業ガイダンス　授業の進め方や成績評価の方法、受講に必要な辞書･工具書等の説明を行う。
2	漢語史料読解基礎力確認テストと解説　受講者自身の漢語史料読解能力を自覚してもらい、今後の学習に役立てる。
3	古典漢語史料講読：漢文の訓読Ⅰ 　訓点（返り点･送り仮名）及び書き下し文について実践的に学ぶ。
4	古典漢語史料講読：漢文の訓読Ⅱ 　漢文の基本的構造や置き字･再読文字について実践的に学ぶ。
5	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅰ 　使役形について実践的に学ぶ。
6	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅱ 　受身形について実践的に学ぶ。
7	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅲ 　否定形について実践的に学ぶ。
8	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅳ 　引き続き、否定形について実践的に学ぶ。
9	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅴ 　疑問形について実践的に学ぶ。
10	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅵ 　反語形について実践的に学ぶ。
11	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅶ 　比較形について実践的に学ぶ。
12	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅷ 　限定･累加形について実践的に学ぶ。
13	古典漢語史料講読：基本の句形Ⅸ 　抑揚･詠嘆形について実践的に学ぶ。
14	漢語史料読解基礎力確認のための課題学習
15	授業の総括

その他
教科書	古典漢語史料講読用のテキストを授業時に配付する。
参考書	必要に応じて授業中に随時紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、レポート(40%)、授業参画度(10%)
オフィスアワー	講義時間の前後のみ、講師室にて可。