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生徒指導・進路指導論

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科目名 生徒指導・進路指導論
教員名 上嶋 洋一
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業テーマ 「生徒理解の基礎、あるいは生徒指導の出発点は、教師自身の共感的な態度や共感的な理解の成否にかかっている」といわれている(『生徒指導の手引き』)。この授業では、生徒指導・進路指導の概念およびその意義の理解と共に、生徒指導・進路指導を進めていくにあたっての一番の基礎である「共感的理解」という概念を育んできたカウンセリング心理学の考え方に学びながら、その精神・在り方を体得することを目標にして進めていきたい。
授業のねらい・到達目標 生徒指導・進路指導の概念、意義、および実施上の要点を理解する。傾聴を基本にして他者とかかわることができるようになる。
授業の方法 講義形式だけでなく、様々なグループワークも工夫しつつ授業を進めたい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 「生徒指導」「進路指導」「キャリア教育」「カウンセリング」関連の新聞記事は意識して読んでおくこと。および、授業終了時に与える課題についてはパソコンでレポートを作成し次回授業時に提出すること。
授業計画
1 オリエンテーション:講義概要&講師の自己紹介
2 「生徒指導」「進路指導」の概念と意義
3 生徒指導と生活綴方(1):子どもの詩に触れる
4 生徒指導と生活綴方(2):生活綴方教師の在り方に学ぶ
5 生徒指導の実際
6 教職に活かすカウンセリング(1):「リレーション形成」
7 教職に活かすカウンセリング(2):共感的理解
8 教職に活かすカウンセリング(3):カウンセリングの技法
9 教職に活かすカウンセリング(4):リフレーミング
10 教職に活かすカウンセリング(5):諸機関との連携・協力
11 イジメのない学級風土形成に向けて:障害児統合教育に学ぶ
12 進路指導の理論:自分らしい人生構築への援助
13 進路指導の諸活動と実際
14 まとめと小テスト
15 授業の総括
その他
教科書 教科書は特に使用せず、毎回配布する資料を基に進める。
参考書 長谷川栄・杉原一昭 『生徒指導と教育相談 (教職教育講座第5巻)』 協同出版 1992年
参考文献については授業時に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(59%)、授業内テスト(21%)、授業参画度(20%)
評価方法の詳細については第1回目の授業時に説明する。
オフィスアワー 受講生と相談の上で決めたい。

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