道徳教育の理論と方法

授業テーマ	道徳教育の基礎・基本を学ぶ
授業のねらい・到達目標	ねらい：新学習指導要領（2008）では、道徳教育の一層の充実をめざす改訂が行われた。本授業では、道徳とは何かその本質や道徳教育の意義、歴史について考察し、さらに中学校学習指導要領道徳の理解を通して教育実践に必要な基本的資質を養う。到達目標：道徳教育についての基本的知識を習得するとともに、教師（指導者）の立場にたって現代における道徳教育の意義や役割、実践について問い、考えるまなざしをもてるようになる。
授業の方法	前半：レジメや資料を使用しながら講義を進める。後半：「中学校学習指導要領解説　道徳編」に従って講義を進める。　　　前半・後半を通じてグループワークやエクササイズ等を適宜取り入れる。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	日頃から文科省や関連機関のHP等で道徳教育の動向を知るだけでなく、社会事象全般について知見を広めてほしい。授業については、受講者数に応じてグループワークの内容・方法を一部調整する場合がある。

授業計画
1	１．ガイダンス（授業のねらいと計画の概要・アンケート等）
2	２．道徳とは何か　　 ①道徳の語義
3	②道徳の分類
4	３．人間社会と道徳　 ①道徳教育の必要性とその諸側面
5	②道徳・道徳教育思想の系譜
6	４．道徳教育の歴史ーわが国の戦前・戦後の道徳教育の特質
7	５．現代の道徳教育ー新学習指導要領における道徳教育 ①道徳教育の意義・目標
8	②道徳教育の内容・指導計画
9	③道徳の時間の指導　・学習指導案
10	・道徳授業のいろいろなアプローチ（授業理論）・方法　（１）
11	・道徳授業のいろいろなアプローチ（授業理論）・方法　（２）
12	④教育活動全体を通して行う道徳　・高等学校の道徳教育・家庭や地域社会との連携
13	⑤道徳教育の評価　　⑥学習の振り返りと整理
14	６．（定期試験）
15	７．　まとめ

その他
教科書	文部科学省『中学校学習指導要領解説　道徳編　平成20年9月』日本文教出版 2008年
参考書	参考書は、授業時に随時紹介する。
成績評価の方法及び基準	試験(60%)、平常点(5%)、レポート(30%)、授業参画度(5%) 評価の方法・基準の詳細については、開講時や授業の過程で適宜説明する。
オフィスアワー	火曜日　本館2階講師室（詳細は開講時に説明）
備考	前期・後期同様の内容で実施