教育の社会学

授業テーマ	学校と社会
授業のねらい・到達目標	学校と社会とのかかわりを社会発展、社会変動から捉えることで、学校教育の意味を理解する。グローバル的な視点を念頭におきながら、理論的な展開はもちろん、日本や外国の具体的な事例をも取り上げ、分かりやすく解説し、学校と社会との関係をより広い視野で考えることをめざすとともに、グローバル社会、多民族・多文化社会、共生社会の問題を理解するための発想や視点を伝えていく。
授業の方法	講義形式で進める。関連データや資料を配布する。
履修条件	なし

授業計画
1	ガイダンス
2	第一講　文化伝達装置としての学校（1）：　　　　学校で伝達されている文化とは何か？
3	文化伝達装置としての学校（2）: 　　　　政治的意味、経済的効用
4	文化伝達装置としての学校（3）: 　　　　差異的な社会の再生産に学校が果たしている役割
5	第二講　多文化社会における教育（1）：国際化、グローバル化の進展と日本における国際理解・異文化理解教育
6	多文化社会における教育（2）：日本における国際理解・異文化理解教育の実態と生徒の意識
7	多文化社会における教育（3）：多文化主義・多文化教育とそれをめぐる論争
8	多文化社会における教育（4）：欧米諸国における多文化主義・多文化教育の展開
9	多文化社会における教育（5）：中国における多文化・二言語教育の実態
10	第三講　社会変動と教育（1）：社会変動と教育に関する諸説明理論
11	社会変動と教育（2）：政治変動、経済変動と教育
12	社会変動と教育（3）：中国貧困農村の学齢児童が置かれている就学環境
13	補足と討論（1）
14	補足と討論（2）
15	総括

その他
参考書	授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準	試験(30%)、平常点(10%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(20%)、受講態度(20%) 受講態度を重視する。
オフィスアワー	授業時に指示する。