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科目名 | 言語学 | ||||
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教員名 | 梅谷 博之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 言語学はことばの様々な側面を扱う学問です。この授業では,日本語を含む様々な言語を題材にとり,「音」「語」「文」「意味」「言語変化」「文字」「社会と言語の関係」など,多角的な観点からことばを分析します。 |
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授業のねらい・到達目標 | 普段何気なく使っていることばを客観的に観察する力を身に付ける。言語学の基礎的な考え方を理解する。 |
授業の方法 | 授業では,言語データを受講者自らが分析することが求められます。授業で学習した知識を使って,「謎とき」に積極的に取り組んでください。また,授業後には配布プリントを復習してください。 |
履修条件 | 受講希望者数が教室の定員を超えた場合には,人数調整を行ないます。履修希望者は第一回目の授業に必ず出席してください。 |
授業計画 | |
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1 | 言語の分布と特徴:世界の言語と古典的な類型,恣意性,線状性,二重分節性,離散性 |
2 | 言語学の対象と言語学の諸分野:ラングとパロール,共時態と通時態,連辞関係と範列関係 |
3 | 音声学(音の分析):音声器官,子音,母音,聴覚音声学 |
4 | 音韻論(音の抽象的な単位):音素,アクセント,イントネーション |
5 | 形態論(単語を作る規則):形態素,異形態,形態素の種類,屈折と派生 |
6 | 統語論(文を作る規則):統語機能,項の増減,統語機能の階層 |
7 | 意味論:多義と同音異義,含意,意味の成分分析,比喩 |
8 | 理解度確認テストと解説 |
9 | 語用論(話者と聞き手の関係や,文が発話される状況などが意味解釈に与える影響):直示と照応,協調の原理 |
10 | 世界の言語の様々な現象:能格性,名詞句階層 |
11 | 歴史言語学(言語の変化):言語変化の要因,音韻体系の変化,比較言語学 |
12 | 書き言葉と文字:世界の文字の概観 |
13 | 人間の言語能力:言語獲得,言語習得,大脳と言語 |
14 | 社会言語学(社会と言語の関係):世代差,階層差,性差,ピジンとクレオール |
15 | まとめと補足 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用せず,毎回資料を配布する。 |
参考書 | 佐久間淳一・加藤重広・町田健 『言語学入門』 研究社 2004年 町田健 『言語学のしくみ (シリーズ・日本語のしくみを探る3)』 研究社 2001年 角田太作 『世界の言語と日本語 改訂版 ―言語類型論から見た日本語―』 くろしお出版 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 試験は2回実施します(学期の半ばで行なう理解度確認テスト(40パーセント)と学期末試験(40パーセント))。 |